2013年5月31日金曜日

タラとナスのミルフィーユ仕立て

タラとナスとカプリーノ(ヤギのチーズ)を組み合わせたら、おいしいんじゃないか、なんて思い付いたら、もう頭から離れなくなってしまったので、早速作ってみました。これが、すっごーくおいしかったので、皆さんもお試しください!カプリーノがなかなか手に入らないかもしれませんが、その場合は、別のチーズを代用して。

材料

たら、なす、カプリーノ、プチトマト、バジル、キャラウェイ・シード、オリーブオイル、塩、こしょう
作り方

1.ナスを厚さ5mmぐらいの薄切りにする。フライパンにオリーブオイルをたっぷり目に熱し、ナスを焼き揚げにする。

2.耐熱容器に、ナス→カプリーノチーズ→キャラウェイ少々→タラ(厚さ7-8mm)→バジル→ナスの順番で重ね、2順繰り返す。途中、塩、こしょうを振る。

3.半分に切ったプチトマトをちらし、オリーブオイルと塩をかけ、180度のオーブンで20分ぐらい焼く。

4.バジルを飾り、できあがり!


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2013年5月30日木曜日

Palatium

スペイン広場界隈、フラッティーナ通り(Via Frattina)にある、ラツィオ州立エノテカ「パラティウム(Palatium)」。ラツィオ産の厳選されたワインと食材が味わえるお店です。

イタリアは分裂していた時代が長く、ようやく統一国家となったのは1861年。そのため、文化や習慣、方言などの地方色が非常に強く、南北の端を比べると、別の国かと思うほどで、驚かされます。そんなわけで、イタリアを旅するなら、その土地それぞれのものを味わうのも、大きな楽しみに一つ。ラツィオを味わうには、こちらのエノテカはぴったりです!

今回、私はワインを買いに行ったので、料理については、また今度、食事に行ったときに、再度紹介したいと思います。

写真は1階。2階席もあるので、割合広いです。
昼食、夕食の時間以外は、ワインバー&ワイン販売店として営業しています。

さて、私が飲んでみたかったワイン、ありました~!ここに行く前に、何件かエノテカを回ったのですが、このワインが見つからず・・・。ラツィオ州のワインなんだから、さすがにラツィオ専門のエノテカならあるかなぁ、とパラティウムに行ったらありました。このワインについても、今度また紹介します。

"Palatium"
Via Frattina 94 Roma
Tel: 06 69202132
定休:日曜日
ワインバー、ワイン販売:11:00 - 2:00
昼食:12:30 - 15:00 / 夕食:20:00 - 24:00

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2013年5月29日水曜日

サン・セバスティアーノのカタコンベ

ローマは市長選挙があり、選挙会場となった息子の学校は月・火とお休みになりました。過半数の票を獲得した立候補者がおらず、また2週間後に再選挙です。息子の学校もまた休みになるらしく、仕事をする親は予定を組むのが、大変です。

そんなわけで、学校が休みだったので、息子が前から見たがっていた「サン・セバスティアーノのカタコンベ(Catacombe di San Sebastiano)」を見学してきました。

ガイドツアーのみで、英語とイタリア語を選べます。30分程度置きに、ツアーは出発します。地下3層、65,000以上のお墓があり、全長12kmの迷路のように細い通路が入り組んでいます。地上に比べて肌寒く、湿気が多くて独特の神秘的な空気を感じます。ガイドツアーでは、カタコンベの構造や歴史、お墓の種類、墓に刻まれたシンボル、聖セバスティアヌスについて、聖ペテロと聖パウロの遺体が葬られていたことなど、詳しい解説が聞けます。

カタコンベという呼び名は、このサン・セバスティアーノの埋葬所の固有名だったということを、ガイドさんのお話で知りました。この場所はかつて採石所があり、"カタコンバ"="採石所の隣"という意味で、この地下埋葬所はそう呼ばれていたそうです。後になって、カタコンベは地下共同埋葬所一般を表す言葉になりました。

カタコンベ内部は撮影禁止で、残念ながら写真はないのですが、オフィシャル・サイトのリンクを貼っておきますので、よかったらそちらをご覧ください。

上の写真は、カタコンベの上に立つサン・セバスティアーノ聖堂内、聖セバスティアヌスが葬られている小礼拝堂。彫刻は、ベルニーニの弟子、ジュゼッペ・ジョルジェッティ作。

聖セバスティアヌスは、美青年の姿で表されます。ほとんどの場合、布一枚だけを身にまとい、矢に撃たれ、瀕死の場面が表現されているのですが、バロック時代以降は、これが非常に官能的に表されるようになっていきます。こういった表現の背景にある時代や思想を考えるのも、また美術鑑賞の楽しい一面です。

"Catacombe di San Sebastiano"
Via Appia Antica 136 Roma
Tel: 06 7850350
休:日曜日、12月25日、1月1日
10:00 - 16:30
http://www.catacombe.org


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2013年5月28日火曜日

Casale del giglio - Antinoo

イタリアの食材で天ぷらを作りました。
ズッキーニの花
・アーティチョーク
・イタリアンパセリとイカのかきあげ
イタリアのフリットでも定番の食材ですが、天ぷらの衣はイタリアのフリットよりずっと軽いので、また異なった触感で、新鮮です。

天ぷらにとっても合う、お手頃なワインを紹介します。
カザーレ・デル・ジーリオ(Casale del giglio)のアンティノー(Antinoo)。完熟したシャルドネの実を使って、トノーやバリックで醗酵させているので、一般的なシャルドネよりずっとフルーティ。それに、アンティノー(古代ローマのハドリアヌス帝の恋人だったと言われる美少年)という素敵なネーミングにも惹かれました。しっかりとした味わいのあるワインなので、淡白な肉料理にも合うかも。カザーレ・デル・ジーリオのワインは、ローマだと割合あちこちに売られているので、見つけやすいと思います。

格付け:ラツィオIGT
生産者:カザーレ・デル・ジーリオ
生産地:レ・フェッリエーレ(LT)
ブドウ品種:シャルドネ3分の2、ヴィオニエ3分の1
http://www.casaledelgiglio.it

ソフトプレス後、低温にしばらく置き、果汁の品種ごとにトノー樽で醗酵。シャルドネの一部はバリックで醗酵。約6ヶ月間寝かせ、バトナージュしながらマロラクティック醗酵。ボトリング後、6-12ヶ月間瓶熟。

値段は10ユーロぐらい。この価格で買えるワインの中では、かなりおいしいと思います。
日本ではネット販売で2500円ぐらいで売られていました。

ビベンダ:ぶどう4房獲得
ガンベロ・ロッソ:グラス2つ獲得


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2013年5月27日月曜日

Pecorino

先週の日曜日は、息子の日本語学校の運動会がありました。息子は足が速く、徒競争で新記録賞を取って大喜びをしていました。こんな楽しみでも時々なければ、勉強嫌いの彼にとって、イタリアの学校と合わせて、日本語学校に通い続けていくのはなかなか難しいです。

さて、運動会の後、お昼ご飯を食べに、またまたテスタッチョへ。テスタッチョには行ってみたいお店がまだまだたくさんあるのですが、この日は、私の"行ってみたい店リスト"の上位にあった「ペコリーノ(Pecorino)」で食事をしました。到着したのが、午後1時半で、超満員。予約していなかったら座れなかったかも。友人のお勧めのお店だったのですが、人気店のようです。日曜のお昼ということもあり、お客は、家族の集まりがほとんどでした。

3階建ての建物で、それぞれのフロアは、普通の家のリビングぐらいのサイズで、アットホームな温かな内装。オーナーのアルフレッドさん一家で切り盛りしている昔ながらのトラットリアです。お店の人もみな忙しいながら親切で、手際もよく、とても居心地の良いお店でした。
今の季節、お勧めは「Fettucine alla gricia con fave(ソラマメと豚頬肉のフェットチーネ)」。グアンチャーレ(豚頬肉)、ソラマメ、ペコリーノチーズの相性が最高で、コシのある手打ちパスタにからまって、とてもおいしい一品でした。

その他、前菜のローマ風揚げ物の盛り合わせ(これを一人で食べてしまうと他はもう何も食べられないという感じなので、2~3人でシェアするといいかも)、アーティチョークの生パスタ(春限定)、オックステールの煮込みなどのローマ料理もお勧めです。

お魚も、入り口のショーケースの冷蔵庫に並べられていて、新鮮そうでした。

夜はピッツァもあります。
マクロ現代美術館の向かいの角にあるので、すぐに見つかります。

予算は飲み物抜きで一人30ユーロぐらい。おいしいローマ料理と、ローマらしい温かな雰囲気が味わえるお店です。


"Pecorino"
Via Galvani, 64 Roma
Tel: 06 57250539
定休:月曜日
12:30 - 15:00 / 19:30 - 23:30
http://www.ristorantepecorino.it


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2013年5月26日日曜日

Vertecchi

昨日紹介したポンピと同じ通りにある文房具店「ヴェルテッキ(Vertecchi)」。ローマでは最も品揃え豊富な文房具店の一つです。(伊東屋とか世界堂なんかを想像されてしまうと、ずーっと小さいんですが・・・。)

なんと5月の日曜日は、クーポンを持って行けば全商品20%OFFという割引をしていました。お買い物に行く前に、サイトかfacebookをチェックしておくと良いかもしれません。

ローマの歴史的建造物をモチーフにしたノートや手帳。紙質が良く、シンプルなデザインで素敵です。イタリアの古典柄の便箋などの紙製品も、種類が豊富で、私はよくここでお土産を買います。

裏の出入り口を出て、路地の向かいにあるお店もヴェルテッキです。そちらは、画材や実用的文房具が売られています。

"Vertecchi"
Via della Croce 70 Roma
Tel:06 3322821
月-土:10:00-19:30
日:11.00-13.30/14.30-19.30
http://www.vertecchi.com/

Vicolo del Lupo、Via Pietro da Cortonaにも店舗があります。


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2013年5月25日土曜日

Pompi Store

ローマでティラミスといえば、「ポンピ(Pompi)」。ポンピといえばティラミス・・・それぐらい、ティラミスが有名なお店です。

2011年にスペイン広場の近く、ヴィア・デッラ・クローチェ(Via della Croce)に新店舗がオープンして、益々便利になりました。本店(地下鉄レ・ディ・ローマ駅 - Re di Roma)は、バールも一緒になっているので、お店でティラミスを食べられるのですが、こちらの支店は、お持ち帰りの販売のみ。ティラミスとジェラートがメインで、その他のお菓子と食品が少し売られています。

ポンピのティラミスは、軽めのクリームで、クラシックな見た目とお味。突飛な特徴を抑えて、一定以上のクオリティーを保っているという印象です。

定番のカフェ風味のスタンダード・ティラミスのほかに、イチゴ味、バナナ味、ヘーゼルナッツ味、ピスタチオ味があります。その他、季節限定の果物などのティラミスも。

今回は、まだ食べてことのないピスタチオ味のティラミスを買ってみました。4人分のサイズで11ユーロぐらいでした。クリームはピスタチオが練りこまれ、ビスケットにも、ピスタチオのシロップがしみ込んでいます。ティラミスとピスタチオ、合います!

"Pompi Store"
Via della Croce 82, Roma
定休日:なし 10:00 - 22:30
http://www.barpompi.it

本店: Via Albalonga 7b/9/11 Roma
カッシア店: Via Cassia 8B Roma


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2013年5月24日金曜日

スペイン広場界隈

ローマの中でも最も華やかなスペイン広場界隈。19世紀には芸術家が集う文化地区、そして現在は高級店が軒を連ねるショッピング街。

まっすぐ伸びるコンドッティ通りからスペイン広場を望むと、パステルカラーの建物の向こうに、スペイン階段、その奥にトリニタ・ディ・モンティ教会が聳え立ち、映画の一コマのような印象的な美しさ。何度見ても、感心してしまいます。こういう美しい区画を作った人々に。

この地区のお店や見所

Pompi Store (スイーツ)
Vertecchi(文房具)
Platium(エノテカ)



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2013年5月23日木曜日

モディカのチョコレート

先日、ヴォルヴェッティで購入したモディカのチョコレート(Cioccolata Modicana)。初めて食べてみたのですが、これを他のチョコレートと同じカテゴリーに括っていいのだろうか?と言うほど、衝撃的な印象を受けました。

シチリアの南にあるモディカという町では、16世紀より変わらぬ伝統的な製法でチョコレートが作られています。新大陸を発見したスペイン人が、アステカ(メキシコ)の人々より、マヤ文明の時代から伝わるチョコレートの製法を学びました。それをモディカの人々に伝え、現代に至るまでその製法が守り続けられているのです。

この製法のオリジナルの地である中南米でも、それを持ち込んだスペインでも、現在はこのような伝統的製法は存在しません。今ではモディカだけが、古代からの伝統的チョコレートを作り続けていることになります。

ザクザクとした食感。口いっぱいに広がるカカオの風味。いつまでもカカオの余韻が残る感覚・・・。チョコレートというより、"カカオそのもの"に近いのではないでしょうか。

モディカのチョコレートの材料は、カカオ豆、砂糖、スパイス(バニラやオレンジ)のみ。非常にシンプルです。一般的なチョコレートの場合、カカオ豆をココアパウダーとカカオバターに分離して、その配合を調整しますが、モディカのものは、この分離を行わず、材料全てを40度以下の低温でじっくりと混ぜ合わせます。そのため、カカオ豆本来の風味がしっかりと残り、とけ残った砂糖がザクザクという食感を与えます。
モディカのチョコレートは、カカオバターが足されていないので、一般のチョコレートに比べて、融けにくいです。夏の帰国の際、チョコレートのお土産はいつも断念していたけど、モディカのチョコレートなら、融けずに持って帰れそうなので、今年はこれをいっぱい買おうと思っています。

お値段は、一般的チョコレートよりちょっと高めの、1枚(100g)4ユーロ前後です。

2003年より、モディカのチョコレートはIGP(保護指定地域表示→イタリアの地域の伝統的食品の品質保証)に認定されています。


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2013年5月22日水曜日

ズッキーニの花の白身魚のピュレー詰め

今が旬のズッキーニの花に、白身魚のピュレーを詰めて蒸しました。予想以上のおいしさでした!

材料(4人分)

ズッキーニの花:12個
白身魚:250g
ロビオラ:大さじ2杯
 * なければクリーム系のチーズ
白ワイン:大さじ2杯
チャイブ(アサツキ):少々
イタリアンパセリ:少々
塩:少々
白こしょう:少々

グリーンソース:
オリーブ油、イタリアンパセリ、アンチョビー、レモン汁、ケーパー、にんにく(小)をミキサーにかける。
作り方

1. 白身魚、ルビオラ、白ワイン、チャイブ、イタリアンパセリ、塩、白こしょうをフードプロセッサーにかけ、ピュレーを作ります。フードプロセッサーがなければ、魚を粘りが出るまで包丁でよくたたいて、材料と混ぜ合わせます。

2.ピュレーをズッキーニの花に詰めて、蒸します。

3.グリーンソースをかけて、できあがり。

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簡単でヘルシー、しかもおいしい。大満足でした。

2013年5月21日火曜日

ズッキーニの花

ズッキーニの花の季節になりました。ズッキーニの花は、イタリアでは年中売られていますが、やはり旬の春から夏にかけては、その美しさも、大きさも、風味も格段と増します。

イタリア語では、"Fiore di zucca"(フィオーレ・ディ・ズッカ - カボチャの花)と呼ばれますが、ズッキーニの花も、カボチャの花も、区別することなく、全部Fiore di zuccaとして売られています。でも、そのほとんどが、ズッキーニの花です。

ズッキーニの花には、雄花と雌花がありますが、風味は雄花の方が勝っています。写真は、雄花で、花のすぐ付け根は細い茎となっています。一方、雌花は、花の根元に小さなズッキーニの実がついています。

イタリアで、最もポピューラーな食べ方は、モッツァレッラとアンチョビーを中につめ、衣をつけて油で揚げて頂きます。他にも色々なレシピがありますが、やはりこの伝統的なレシピは、最強のコンビネーションかと思います。ズッキーニの花の風味が引き立てられて、最高においしいんです。

今の季節、マーケットなどでは、雄花10個で1ユーロぐらいで売られ、とても安いです。今日、マーケットに行ったら、ズッキーニの花があまりにも美しくてを30個も買ってきてしまいました。何を作ろう?
日本でも、最近はネット販売などで、割合簡単に手に入るようですね。レシピも、日本語でネット検索したら、驚くほどたくさん出てきました。ぜひ、このおいしい季節に、ズッキーニの花をお召し上がりください!


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2013年5月20日月曜日

Da Benito e Gilberto

ヴァチカンの近くの魚料理レストラン、「 ダ・ベニート・エ・ジルベルト(Da Benito e Gilberto)」。

小さなレストランで、20~25人ぐらい入ればいっぱいです。狭い店内を、オーナーのGilbertoさんが、手際よく切り盛りしています。

狭い上、人気店なので、いつも込み合っています。予約をしていないと、まず入れません。



今回、不覚にも、カメラを忘れてきてしまいました・・・。
携帯電話で撮影したのですが、もう、このおいしそうな感じが十分伝わらなくて残念!

しかも、あまりに夢中になりすぎて、写真を撮る前に食べてしまって、食べかけの変な写真でスイマセン(汗)

前菜のカルパッチョの盛り合わせと、メインの魚のフライ。最高においしかった!

おいしいものを食べているときって、どうしてこんなに幸せなんでしょう~?


こんなワインクーラー始めて見ました。ビニールバッグに氷と水!テーブルが狭いから、できるだけ場所取らないようにっていうことでしょうか。

予算は飲み物抜きで、一人50ユーロぐらいです。


"Da Benito e Gilberto"
Via del Falco 19 Roma
Tel: 06 6867769
定休:日曜日、月曜日
http://www.dabenitoegilberto.com



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2013年5月19日日曜日

Castello d'Albola (ワイナリー)

昨日は、カステッロ・ダルボラのキャンティー・クラッシコ・リセルヴァ について書きましたが、昨年の春に、ワイナリーを訪れたので、ご紹介したいと思います。

カステッロ・ダルボラ(Castello d'Albola)は、キャンティー地方の中心地、ラッダの町の郊外に位置します。まさにクラッシコに指定されている伝統的地域のど真ん中。ぶどう園の丘がどこまでも連なる美しい田園風景の中に立つ古城が、こちらのワイナリーです。

キャンティー地方には、ワイナリーを観光に利用するワインツーリズモが盛んです。ワイナリーの見学+トスカーナ料理の昼食+テイスティング、料理教室などのパッケージを提供しているワイナリーが数多くあります。
カステッリ・ダルボラは、そのような観光パッケージを特に提供していないので、このワイナリーを訪れる人の数は、他のワイナリーに比べてずっと少なく、落ち着いて見学できます。ワイナリーの見学とテイスティングは無料でできます。
ワイナリーの見学を希望する場合は、できれば、予約をしておいた方が良いと思います。基本的に、英語とイタリア語の解説で、見学ができます。

ぶどう園を見学した後、キャンティの作られるオークの大樽のならぶ造酒所、ヴィンサント(デザート酒)が作られているバリックの並ぶ部屋を見学しました。途中、利用されているコルクのことや、お城の歴史の説明など、とても丁寧なガイドをしてくださいました。

製造過程を見学すると、こんな所で、あのワインが生まれるのか・・・と、やっぱり感動します。
ワイナリー見学後、テイスティングルームで、試飲となります。ワインの説明を受けながらの飲み比べ。熟成の期間による風味の違いなどを感じることができ、なるほど~と、今見学してきたことを思い出しながら、楽しく味わえました。

もちろん、こちらでワインを販売しているので、気に入ったワインはその場で購入できます。やはり、カステッロ・ダルボラでは、キャンティ・クラッシコ・リセルヴァがお勧めです。

ワインの育った里を知り、その空気の中で味わうワインは、格別です。機会がありましたら、ぜひ一度、ワイナリーを訪問してみて下さい。
"Castello d'Albola"
www.albola.it


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2013年5月18日土曜日

Castello d'Albola - Chianti Cl. Ris.

昨年、キャンティー地方を旅した際、訪れたワイナリーで買ったワインがまだ1本残っていたので、先日頂きました。

カステッロ・ダルボラ(Castello d'A.bola)のキャンティー・クラッシコ・リセルヴァ(Chianti Classico Riserva)。
ボトルを開けた途端、果物のようなうっとりとする香り。力強くて味わい深い風味。キャンティの生産者は多いですが、カステッロ・ダルボラ、お気に入りの一本です。
2013年ガンベロ・ロッソ、グラス3つ獲得。


格付け:キャンティ・クラッシコ・リセルヴァ DOCG
生産者:カステッロ・ダルボラ(ゾーニン社)
生産地:キャンティ・ラッダ
ブドウ品種:サンジョベーゼ95%、カナイオーロ5%
http://www.albola.it

生産者のサイトより
「厳選されたサンジョベーゼ種の実をオーク樽で2年間熟成。果物とドライフルーツを合わせたような香りと味わい、甘みを含む豊富なタンニンがすばらしい風味を織り成します。キャンティ・クラッシコの生産地に属した(クラッシコを名乗れる伝統的地域は限定されている)、伝統的なワインです。」


価格は20ユーロぐらいです。
日本ではネット販売では3600円ぐらいのようです。
サンジョベーゼにはチーズでしょ!っていうことで、今夜の夕食はチーズ、サラダ、パン、ワイン・・・以上。手抜きです。

でも、ワインとチーズのぴったりの相性のお陰で、手抜きご飯がスペシャルになってしまうところがスゴイです。


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